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  3. 議事録、録音→AIで要点まとめまで自動化。会議後の30分が10分に

ハイ、にっしーです。最近ね、観光協会の会議に出てきたんですよ。2時間くらいの話し合いで、終わった後に「議事録どうする?」ってなって、その場の空気がふわっと沈んだんですよね。誰も書きたくない。かといって書かないわけにもいかない。あの感じ、あるある過ぎて笑えます。

今日は「録音して、文字起こしして、AIに要点まとめてもらう」フローの話をしたいんだ。

なんで議事録ってみんな嫌いなのか

そもそも話し合いって、話しながら聞くじゃないですか。メモを取りながら会話に参加するって、普通に難しい。手を動かしてると頭が半分そっちに取られて、気づいたら「あれ、今なんて言ってたっけ」ってなる。

書き終えた後の清書もしんどいんですよ。メモには「A案○○、要検討」「〇〇さん担当」って断片が並んでるだけで、脈絡が全然ない。これを人が読める文章に仕上げるのに、また30分かかったりする。

もう一個の問題が「要点と本論の見分け」。長い話し合いって、本題の前後に雑談や脱線が混ざるじゃないですか。農協の会議なら「今年のサトウキビどうだった」から始まって、本題の収穫スケジュールの話に入って、また雑談に戻る。全部をメモしてたらキリがないし、全部省いたら大事なことまで落ちる。

要するに、議事録って「話を聞く仕事」と「書く仕事」が同時に要求される割に、誰もそれが得意じゃない、っていうことなんだと思います。

にっしー流のフロー

ウチがやってるのはシンプルで3ステップです。

録音 → 文字起こし → AI要約

それだけなんですよね。

ステップ1: まず録音する

難しく考えなくていい。スマホのボイスメモで十分です。iPhoneなら標準の「ボイスメモ」、Androidなら「レコーダー」アプリ。テーブルの真ん中に置いとけば、4〜5人くらいの話し合いはほぼ拾えます。

もうちょっとはっきり録りたいなら、ShureのMV5とかMV7みたいなUSBマイクを使うと音がぐっとクリアになります。でも宮古島の事業者さんの普通の打ち合わせなら、スマホのボイスメモで全然問題ないと思ってます。

会議の冒頭に「今日は後で議事録作るために録音しますね」って一言伝えるのは、習慣にしておいた方がいい。これについては「録音同意」の話のところで改めて触れます。

ステップ2: 文字起こし

録音できたら、次は音声をテキストに変換します。

いくつか選択肢があって、まずWhisper API(OpenAI)。$0.006/分(2026年5月時点)という安さで、日本語の精度もかなり良い。宮古島の方言や早口の宮古弁も、驚くほどちゃんと拾います。ちょっとだけ技術的なセットアップが要るので、そのへんが億劫な人は次の選択肢を。

Nottaは日本語UIで操作できるサービスで、月1,500円前後から使えます。アップロードして待つだけで文字起こしが出てくる。パソコンに慣れてる人なら迷わず使えます。

ローカル完結させたい場合(音声を外部サービスに上げたくない場合)はMacWhisperWhisper.cppという選択肢もあります。これは後の「機密の話」のところで触れます。

ステップ3: AI要約

文字起こしのテキストをコピーして、AIかChatGPTに貼り付けます。そこでこのプロンプトを投げる。

以下の議事録から、以下の3つに分けて箇条書きで整理してください。

1. 議題(何について話し合ったか)
2. 決定事項(何が決まったか)
3. 宿題・アクション(誰が・何を・いつまでにやるか)

--- 議事録テキスト ---
(ここに文字起こしを貼る)

これで大体5〜10秒で要点が出てきます。「誰が何をいつまでにやるか」まで整理されるので、後で「あれどうなった」ってなりにくくなる。

2時間の話し合いでも、テキストが長ければ長文処理が得意なAIの方がまとまりが良い気がします(個人的な感覚です)。ChatGPTでも十分使えます。

ツール3点セット

改めて整理するとこんな感じです。

録音
スマホ標準のボイスメモでOK。音がクリアな方が精度が上がるので、こだわるならShure MV5(1万円台)やMV7(2万円台)。
文字起こし
– Whisper API: 安い、精度高い、少しだけ技術的セットアップが要る
– Notta: 日本語UIで操作が簡単、月1,500円前後から
– MacWhisper / Whisper.cpp: 音声を外に出したくないときはこれ(ローカル完結)
要約
AIかChatGPT。長文の話し合いはAIの方が要点の整理が綺麗だと思ってますが、ChatGPT GPT-5でも問題ないです。どちらも無料プランがあるので、まず無料枠で試してみるといいと思います。

プロンプトテンプレ(コピペで使える)

さっきのを改めて。ひとまずこれだけ覚えとけば動きます。

以下の議事録から、以下の3つに分けて箇条書きで整理してください。

1. 議題(何について話し合ったか)
2. 決定事項(何が決まったか)
3. 宿題・アクション(誰が・何を・いつまでにやるか)

--- 議事録テキスト ---
(文字起こしテキストをここに貼る)

慣れてきたら「参加者」や「次回の議題候補」も追加するといい。でも最初はこの3つだけで十分です。

気をつけること2点

録音は必ず事前に一言

「録音しますね」って最初に言うだけでOKです。特に商談・交渉の場や、外部の人が混ざる会議では忘れないようにしたい。社内の打ち合わせでも、一言ある方が気持ちよく進められます。

機密の打ち合わせは外部APIに上げない

顧客の個人情報、取引の金額、まだ公開してない事業計画みたいな話が出る打ち合わせは、AIやChatGPTのクラウドAPIに音声・テキストを上げるのは一旦考えた方がいい。

こういう場合の選択肢が2つあって、「ローカルで動かす(MacWhisper / Whisper.cpp)」か、「そもそもその会議の議事録はAIに頼らず手動でやる」のどちらかです。全部のAI化が目標じゃなくて、使えるところだけ使う、というのがウチのスタンスです。

次の会議でスマホの録音ボタンを押すだけ

正直、最初からバッチリを目指さなくてよくて、まず一回やってみると分かることが多い。録音してみたら思ったより声が入ってた、文字起こしの精度が高くてびっくりした、AIの要点まとめが思ったより使えた、ってなるパターンが多いです。

「議事録を30分でやっつけてたのが、5分で終わるようになった」って体験ができると、他の会議にも広げたくなる。そういう体験を宮古島のみんなにしてほしいんですよね。

まずは次の会議でスマホの録音ボタンを押すだけ。そこから始めてみてください。

相談したいことあったら気軽にONEstaまで連絡してね。

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