ハイ、にっしーです。先週、宮古島で民宿やってる友達と話してたんですよ。「ChatGPT使い始めたよ」って言うから、「おお、どう使ってる?」って聞いたら、「タブ開いてコピペして、コピペして、また開いて……」って話になって。それ自体は全然悪くないんですが、「毎回そのタブ、開かなくてよくなる方法があるよ」ってなったのが今日の話のきっかけです。
ChatGPTを「使いに行く」時代から、ツールの中にAIが「住む」時代へ
チャット系のAI(ChatGPT、Claude、Gemini)って、使い方の基本は「ブラウザでそのサイトを開く → 文章を打つ → 答えが返ってくる」ですよね。これはこれで十分便利で、僕も毎日開いてます。
でも、世の中にはもうひとつの動き方をするAIがあって、それが「業務統合系」と呼ばれるやつです。
何が違うかというと、Notionを開いたらそこにAIがいる。Excelを開いたらそこにいる。Slackのチャンネルを眺めながらその場で要約を出せる。「呼びに行く」んじゃなくて、「すでにそこにいる」という形です。
これ、地味に大きな違いで。チャット系は「AIを使う時間」を意識的に作る必要があるけど、業務統合系は「今やってる作業の中でそのままAIに頼める」という感じなんですよね。
ONEstaは Google Workspace と Notion で日々の仕事が動いてます。その両方にAIが入ってきたのを体感した上で言うと、「ツールを切り替えずに済む」というのは想像以上に楽です。
Notion AI、文書系の母艦に住むAI
NotionはメモやWiki、プロジェクト管理を一か所でやるツールです。宮古島でも観光業や飲食業でスタッフの申し送りとか、仕事のナレッジ整理に使ってる人が増えてきてる印象があります。
そのNotionの文章を書いてる途中で、スペースキーを押すとAIが出てきます。
こういう使い方ができます:
- 会議メモを書きあぐねてたら「要点をまとめて」と頼む
- 長い文書を読まなきゃいけない場面で「3行に縮めて」と頼む
- 英語のメールが来たとき、Notionにコピーしてその場で日本語訳してもらう
- 下書きを「もう少しフォーマルにして」「もっとカジュアルに」と調整してもらう
- ToDoをAIに整理させて、今日やることだけ出してもらう
Notionを日常的に使ってる人にとっては、「AIのタブを別に開く手間がなくなる」というのが実感値として大きいと思います。
料金感(2026年5月時点の目安): Notion AI はNotionのプランに追加する形で、月額10ドル前後が目安です。NotionのFreeプランからでもAI機能を試せる枠があります。正確な最新料金は公式サイトで確認してみてください(notion.so)。
Microsoft 365 Copilot、Officeに常駐する相棒
会社のPCが Windows で、Word / Excel / Outlook / Teams を毎日使ってる、という環境だと、これが一番なじみやすいと思うんですよね。
Word で長い報告書を書いてるときは、「この文章をもっと短くまとめて」「ここの数字からグラフに合う説明文を書いて」みたいな指示ができます。
Excelで数字を眺めているときは、「このデータのポイントを文章で教えて」「前月比を分析して」という聞き方ができます。Excelの関数が苦手な人にも、「こういう計算がしたい」と日本語で頼んで数式を出してもらう使い方が刺さります。
Outlookでメールを開いてるときは、「この長いメールの要点を3行で」「返信文の下書きを作って」が流れの中でできます。
Teamsの会議後には、録音から自動で議事録が生成される機能があります。会議中にメモを取る手間がかなり減ります。
ONEstaはMicrosoft環境ではないので僕の実体験は薄いんですが、PCがMicrosoftに揃ってる職場で働く人から話を聞くと、「慣れたら戻れない」という反応が多いです。
料金感(2026年5月時点の目安): Microsoft 365 Copilot は、個人向けと法人向けで料金体系が分かれています。個人向けは Microsoft 365 Personal(月額約1,400円)の中にCopilot機能が含まれる形に変わってきています。法人向けはプランと人数によって変わるので、公式サイト(microsoft.com/ja-jp)で確認を。
Google Workspace AI(Gemini)、GmailとDocsの中の人
Google Workspace(Gmail、Googleドキュメント、スプレッドシート、Meetなど)を仕事に使ってる会社は、Geminiという名前のAIがすでにそこに入ってきています。
Gmailを開いてメールを書くときは、横にGeminiが出てきて「このメールへの返信を下書きして」「この件名で問い合わせメールを作って」という指示ができます。ウチ(ONEsta)はGmail中心で動いていて、この機能を実際に使ってます。返信の下書きを一発で出してくれるのは、慣れると手放せなくなります。
Googleドキュメントで文章を書くときは、「このセクションをもっと具体的に書いて」「見出しを提案して」という使い方ができます。Notionと似た感覚です。
Googleスプレッドシートでは、「このデータのトレンドを分析して」「この列からサマリーを作って」みたいな指示がGeminiに届きます。
Google Meetの会議では、自動で文字起こし・要約が出るようになっています。ウチでも使い始めたんですが、「あの会議で何を決めたっけ」を後で探す手間がなくなるのが地味に効いてます。
料金感(2026年5月時点の目安): Google WorkspaceのBusinessプランにGemini機能が含まれています。個人向けのGoogle Oneプランでも一部機能は使えます。詳細はworkspace.google.comを参照。
Slack AI、チームの会話を後から拾う
Slackをチームのコミュニケーションに使ってる場合、Slack AIという機能があります。
何ができるかというと、主に「会話の要約」です。
朝出社したら昨日の夜からのSlackが200件たまってた、という経験、ありませんか。Slack AIなら「昨日のこのチャンネルのやりとりを3行で教えて」と頼むと、流れを拾ってくれます。重要なスレッドだけを読む判断ができるようになるんですよね。
他にも、「先月の〇〇プロジェクトに関するやりとりを検索して」と頼むと、埋もれた過去のスレッドを掘り起こしてくれます。Slackって情報が流れやすいツールなので、「あのとき話した件どこ行った」問題が地味に解決します。
料金感(2026年5月時点の目安): Slack AIはSlackの有料プランへの追加機能として提供されています。プランによって月額が変わるので、公式サイト(slack.com/intl/ja)で確認を。
どれを選ぶか:既存の主力ツールに合わせる、これが鉄則
4つを並べてみると、「どれが一番いいか」って聞きたくなるんですが、答えが「今使ってるツールによる」というのが正直なところです。
| 今の主力ツール | 選ぶべきAI |
|---|---|
| Notion | Notion AI |
| Word / Excel / Outlook / Teams | Microsoft 365 Copilot |
| Gmail / Googleドキュメント / スプレッドシート | Google Workspace AI |
| Slack | Slack AI |
新しいツールを覚えるコストをゼロにできるのが、業務統合系の一番の強みです。ChatGPTの使い方を覚えるのとは別に「Notionの使い方を覚える」ことはしなくていい、既に使ってるツールがそのまま賢くなるというのが、導入ハードルの低さにつながってます。
逆に言うと、今メインで使ってないツールのAIを試しても、あまり恩恵を感じないと思います。 Microsoft Copilotを試したいがためにExcelを使い始める、という動きは回り道かなと。
チャット系のAI(ChatGPT、Claude、Gemini)と使い分けるなら、「一から考える作業はチャット系、すでにあるデータを活かす作業は業務統合系」という感覚が近いと思います。メールへの返信文を書くならGmail上のGeminiで十分ですが、「ゼロから新しいサービスのコンセプトを考えたい」ならチャット系AIのタブを開いた方が深く考えられる、みたいな使い分けです。
まずは今日、一個だけ確認してみてほしいこと
Google WorkspaceかNotionを使ってる人は、今日ちょっとだけ設定メニューを開いてみてください。AI機能のトグルがどこかにあるはずです。難しい設定は何もなくて、「AIを使う」を有効にするだけで動き始めることが多いです。
宮古島で「AIって何から始めればいいか分からない」という人の中に、実はもうAIが手の届くところにある人が多いんじゃないかなと思ってて。最初の一歩が「新しいツールを入れる」じゃなくて「今のツールの機能を確認する」だと、ぐっと楽になります。
一回触ってみると分かると思うので、まずそこだけやってみて。うまくいかなかったり「よく分からん」ってなったりしたら、気軽にONEstaに聞いてね。