ハイ、にっしーです。先週、東京から帰ってきたばかりで、飛行機の中でずっと画像AIのことを考えてたんですよ。羽田で乗る直前にDALL-E 3廃止のアナウンスを見かけて、「あ、去年書いた記事をそのままにしておくのはまずいな」ってなって。宮古島着いたらすぐ書こうと決めてた話です。にっしーです、改めて。
去年の秋に書いた画像生成AIの記事、もう古くなっちゃったんですよ。DALL-E 3を「とりあえずここから」って書いてたんですけど、2026年5月12日をもって廃止予定。先週、宮古島のWebデザイナーの後輩から「にっしーさん、DALL-E 3って今でも使えます?」って聞かれて、ようやく重い腰を上げました。というわけで今日は2026年5月時点の現役ラインアップを7本に更新しました。
「どれが一番いいか」は今も変わらず「用途によって全然違う」です。ツールによって絵の特徴がバラバラで、文字入りポスターに強いやつ、写真みたいなリアルさが出るやつ、商用利用で安心できるやつ、それぞれ得意な場面が違う。7個あるけど、業種に関係あるのは2〜3個に絞れるんで、気軽に読んでみてください。
7つ、先に一覧で整理
| ツール | 強み一言 | 料金感 | 向いてる人 |
|---|---|---|---|
| ChatGPT Images 2.0 | 「考えてから描く」日本語テキスト精度99% | 無料枠あり、Plus $20/月〜 | まず触ってみたい人、ChatGPT使ってる人 |
| nano banana(Nano Banana 2) | Photoshopキラーな自然言語編集 | Geminiアプリで無料枠あり | 既存画像を編集したい人、Googleユーザー |
| Imagen 4 | Google純正テキスト→画像、3段階のグレード | Fast $0.02/枚〜 | コスパ重視でリアル系が欲しい人 |
| Midjourney V8.1 Alpha | V7の美的感覚を継承した最新版 | Basic $10/月〜(無料枠なし) | SNSビジュアル・イラスト系で見栄えを追う人 |
| Adobe Firefly | 商用利用クリーン・Adobe製品連携 | 無料枠あり、月数千円〜 | チラシ・ポスターを業務で使いたい人 |
| Ideogram 3.0 | 文字組み精度90〜95%、看板・ポスター最強 | 無料枠あり(10クレジット/週)、Pro $16/月〜 | 文字入り画像を作りたい人 |
| Flux.2 + Flux.1 Kontext | オープンウェイトで参照画像編集の新世代 | API経由・無料試用あり | 写真リアル系・既存画像を自然言語で編集したい人 |
「DALL-E 3はどこに?」って思った人へ。2026年5月12日廃止予定なので、今から新しく覚えるなら次のChatGPT Images 2.0を使ってください。
ChatGPT Images 2.0(GPT Image 2):「考えてから描く」初の画像AI
2026年4月にリリースされたChatGPTの新しい画像生成機能で、DALL-E 3の正式な後継です。一番変わったのがテキスト描画の精度で、DALL-E 3が60%くらいだったのに対して、ChatGPT Images 2.0は99%近い精度らしいですよ。「宮古島 海鮮丼」って日本語テキスト入りの画像を作っても、読める文字になって出てくるんですよね。
プロンプトを受け取った後にWeb検索・レイアウト推論を内部でやってから出力するようになってて、文字通り「考えてから描く」。無料プランでも使えます。Plus(月$20くらい)以上だと「thinking mode」も使えます。
実際に触って一番びっくりしたのが、日本語の文字が読める状態で出てくることで。「海ぶどう専門店」って書いたポスターを作ったら、ちゃんと「海ぶどう専門店」って読めた。これ、DALL-E 3だったら9割がた変な字が出てきてた。DALL-E 3を使ってた人は、覚え直しほぼなしでこっちに移れます。
nano banana(Nano Banana 2):「自然言語で画像を編集する」Googleの新世代
正式名称はNano Banana 2(Gemini 3.1 Flash Image)で、2026年2月リリース。名前の由来は、LMArenaというAI評価サイトで匿名テスト時のコードネームがそのまま公式名になったという異例のケースです。Geminiアプリに無料で入ってるので、Googleアカウントを持ってる人はすでに触れる環境にあります。
何が強いかというと自然言語での画像編集で、「この写真の背景を夕暮れの空に変えて」みたいな指示を日本語で送るとその通りに編集してくれる。Photoshopの知識なしでできるので「Photoshopキラー」と呼ばれてる理由もわかります。
僕がこれを使って一番「近いな」と感じたのは、宿のオーナーさんの素材写真の手直しを頼まれた時。背景の電柱を自然に消してほしいって話で、試しにnano bananaに「この電柱を消して自然な背景にして」って送ったら3回目くらいにほぼ違和感のない仕上がりになった。Photoshopの複雑な操作が要らなかったのが正直ありがたかったですね。宮古島の宿やリゾートの写真素材を手直ししたい場合に、一番使いやすい選択肢じゃないかな。
Imagen 4(Fast / 標準 / Ultra):Google純正のコスパが想像以上
nano bananaが「会話型・編集型」なのに対して、Imagen 4は「テキストを入れたら高品質な画像が出る専用モデル」です。2026年2月にGoogle AI Studioで一般公開されました。
3段階のグレードがあって、FastはAPI料金が$0.02/枚と最安クラス。ブログのアイキャッチを毎回作るとか、「同品質のものを大量に作る」場面での出番が来やすいです。
実際にFastを使ってみた時、「これ$0.02って安すぎじゃないか?」ってなりました。ブログ記事50本分のアイキャッチを一気に作っても1ドル分にもならないくらいのコストで、画質も十分使い物になる。「毎回ChatGPTのPlusプランで画像作るのもったいない」って感じてた人には、これが刺さるんじゃないかな。Google AI Studioに登録すれば無料枠(2画像/分)で試せるので、一度触ってみてください。
Midjourney V8.1 Alpha:V7の美的感覚が帰ってきた話
「かっこいい絵を作るならMidjourney」って言い続けてきたんですが、今年序盤にV8に刷新した際「V7の頃の美的感覚がなくなった」という批判がかなり出たんですよ。V8のリリース直後、Discordのコミュニティで「別のツールみたいになった」ってぼやく声をよく見かけて、正直「あー変わったな」って感じてました。
それを受けてMidjourneyが2026年4月14日に出したのがV8.1 Alphaで、「V7の美的特性を継承しつつV8の性能を乗せた改善版」という位置づけです。V8.1 Alphaを触ってみたら、確かにV7っぽいあの独特の温かみのある絵の感じが戻ってきた印象があって、「あ、これだ」ってなりました。
HDモードが3倍高速・3倍低コストになったのも大きくて、高解像度でのコスト感が下がりました。alpha.midjourney.com(ブラウザのみ)で使えます。有料プランが必要でBasic $10/月〜。無料枠がないので、まず別のツールで画像生成に慣れてから検討するのがいいかもしれないですね。SNSのヒーロー画像や宿のビジュアルなど「人に見せる絵として完成度を上げたい」用途なら、今もMidjourneyが頭一つ抜けてる感じがします。
Adobe Firefly:業務利用の「安心」はここが鉄板
「業務で使う画像を作りたい」という場合は、今もFireflyが一番確実な選択肢じゃないかな。Adobeが権利を持つ素材や許可を得たデータで学習しているので、「この画像をチラシに使って大丈夫?」という不安が他ツールより少ない。
宮古島の事業者さんに画像AI使ってみませんかって話をする時、一番説明がスムーズなのがFireflyなんですよね。「Adobeが学習データの権利を整理してるから商用利用にも使いやすい」って言うと、「そういうことか」って顔をする人が多い。他のツールで「著作権どうなの?」って聞かれた時より格段に話が早いです。ポスター・店頭POP・営業資料・メニューデザインの素材として使うなら、FireflyからGOが一番説明しやすいです。
Photoshop内から直接Fireflyの機能を呼び出せるので、宮古島で印刷物やWeb素材を制作してる人は一番なじみやすい入り方です。無料枠あり、月数千円〜のプランあり。料金は変動するので公式で確認してください。
Ideogram 3.0:文字入り画像なら今も王者
「看板の文字を入れたい」「ポスターに日本語テキストを載せたい」、このどちらかに当てはまるなら、Ideogram 3.0を真っ先に試してほしいです。
他の画像AIって、文字を入れようとすると崩れるんですよね。「営業中」って入れたら「螢業中」みたいな変な字が出てくるやつ。Ideogram 3.0はその精度が90〜95%くらいで、Midjourney(30%台と言われてます)と比べると段違いに安定しています。
実際に日本語看板のデザインをIdeogramで試した時、「ゆし豆腐専門店」って文字を入れたバナーを作ったんですよ。最初の1発でちゃんと読める日本語で出てきた時は正直「これすごくない?」ってなりました。他のツールだと3〜4回試してようやくマシなのが出る感じなのに。飲食店の看板POPや宿のお知らせ素材を作りたい事業者さんには、これが一番実用的です。
Ideogram.aiに無料枠あり(1週間に10クレジット)。ただし最初に作る画像は公開状態になるので、業務利用なら有料プランへ。
Flux.2 + Flux.1 Kontext:商品写真の背景差し替えが一番速かった
Stable Diffusionを開発したチームが独立して立ち上げたBlack Forest Labsのモデルです。2025年11月リリースのFlux.2 [dev]は完全オープンウェイトで、Hugging Faceから誰でもダウンロードできます。
写真っぽいリアリティという点では、今の画像AIの中でもFlux.2は上位クラスです。「商品を置いた写真風の素材」が自然な仕上がりで出やすくて、ECの商品画像や宿の素材を作ってる事業者さんからの評価が高い印象があります。
特にFlux.1 Kontextが面白くて、「参照画像を渡して自然言語で指示するだけで編集できる」という使い方ができます。宮古島の農家さんの商品紹介画像を手伝った時に使ったんですよ。「この島ニンジンの写真の背景を白バックに変えて」ってFlux.1 Kontextに渡したら、数回の試行でかなりきれいな白バック商品写真になった。スタジオ撮影なしでECに使える素材ができたのは時短として大きかったですね。触り方は公式bfl.aiかfal.aiなどのサードパーティ経由が入りやすいです。
業種別おすすめ早見表
宮古島の事業者さん向けに、「うちはどれから試す?」を業種ごとに整理してみました。
| 業種 | まず試すならこれ | その理由 |
|---|---|---|
| 観光業(ホテル・ツアー) | nano banana / Flux.1 Kontext | 既存の素材写真の背景差し替えや加工が圧倒的に速い |
| 飲食業 | Ideogram 3.0 | 日本語メニューPOP・看板デザイン・テキスト入り素材の精度が段違い |
| 小売・EC | Flux.2 / Imagen 4 Fast | 商品写真リアル系の仕上がり品質とコスパのバランスが良い |
| 農家・直売所 | ChatGPT Images 2.0 / Imagen 4 Fast | 産品の魅力を伝えるビジュアルを低コストで量産できる |
| ガイド業 | Adobe Firefly | ツアーチラシやSNS素材を「商用利用の安心感」で作れる |
時間がなければ飲食・小売は「Ideogram → Firefly」の順が一番早いかな。
著作権と商用利用、一個だけ押さえておいて
重い話をするつもりはないんですが、「業務に使う素材をAIで作る」場合に確認しておいてほしいことを一個だけ。
Fireflyは学習データの権利をAdobeが整理してるので、商用利用に配慮した設計になっています。他のツールも「商用利用OK」と書いてあるものが多いんですが、無料プランは商用不可、有料プランからOK、という設計のツールもあるんですよ。
使う前に各公式の利用規約を一度確認する習慣をつけておくと、後からトラブルにならなくて済みます。詳しいリスク管理の話はAI活用の情報漏洩・誤情報、リスクとざっくり対策に置いてあるので、気になる人はそっちも見てみてください。
無料でかなり試せるから、まず1枚作ってみて
今日紹介した7個、かなりの部分が無料枠から試せます。GeminiアプリにはNano Banana 2が入ってるし、ChatGPTにはImages 2.0の無料枠があるし、Ideogram.aiもFirefly.adobeも無料から触れます。
「どれがうちの業種に合うか」って、説明読んだだけじゃ分からないんですよね。実際に1枚作ってみて、「あ、この絵の感じ好きかも」とか「これ思ってたのと違う」ってなる体感が一番の学習です。
今日まずGeminiアプリかChatGPTを開いて、1枚だけ作ってみてほしいんですよ。「宮古島の海と〇〇」って入れるだけでいいんで、10分もかからないです。宮古島でAI使った画像を作ってる人、もっと増えたら楽しいなって思ってさ。一緒にやっていきましょう。
画像を何に使うか決まってるけどどのツールがいいか迷ってる、という場合はONEstaに気軽に相談してください。
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