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  3. NotebookLMで資料をポッドキャスト化。読む暇のない補助金要綱が音声番組に

みんな〜、にっしーです。先週、市内の友達と飲んでたんですが、「資料読む時間がないんだよね」ってぼやいてたんですよ。朝から夜まで動き回ってて、届いた補助金要綱PDFをそのまま積んでる、みたいな。宮古島の事業者あるあるじゃないですか。

そのとき「あ、これNotebookLMで音声にしちゃえばよかったのに」ってふと思って。今日はそういう話です。

NotebookLMって何モノ

NotebookLMはGoogleが出してる研究ノート系のAIツールです。Googleアカウントがあれば今すぐ無料で使える(2026年5月時点)。

特徴的なのが「与えた資料の中だけで答える」設計になってるとこで、インターネット上の情報を拾ってきたりしない。これ地味に重要なんですよね。

一般的なAIって、知識を補完しようとしていろいろ混ぜてくることがあるじゃないですか。NotebookLMはそれをしない。「あなたが渡したこの書類の内容だけで話す」というコンセプトなので、ハルシネーション(AIの作り話)がかなり少ないと思うんですよ。

PDF、URL、テキスト、Googleドキュメント、Googleスライドなどを「ソース」として登録すると、その内容に基づいてQ&Aできたり、要約してくれたり、という使い方ができます。

目玉機能、Audio Overview

NotebookLMには色々な機能があるんですが、中でも「えっ」ってなったのがAudio Overview(音声概要)です。

登録した資料をもとに、AIが2人の話し手のかけ合い形式で、15〜20分くらいのラジオ番組みたいな音声を生成してくれるんですよ。ポッドキャストです、完全に。

日本語対応が入ったのが2026年ごろからで、日本語の資料をそのまま渡しても日本語の音声番組として返ってくるようになりました。英語資料でも日本語音声で出てくる設定もできます。

2人の声は固定(変えられない)ですが、聴いてみると思ってた以上に自然で。「あ、これラジオじゃん」ってなるくらいの仕上がりなんですよ。

にっしー流の使い道(宮古島の例で4つ)

試してみて「これだわ」ってなった使い方を4つ紹介します。

業務マニュアルを通勤中に復習

ONEstaでも「スタッフが増えたときどうやって引き継ごう」みたいな話が出るんですが、手順書をNotebookLMに入れてAudio Overviewを作っておけば、新しい人が車で移動しながら耳で聞いて覚えられるんですよね。

マニュアルを読む時間がないスタッフ問題、音声にすることで解決できるかも、ってずっと思ってたやつです。

観光協会の決議資料を移動中に把握

宮古島って観光協会関係の会議が定期的にあって、毎回資料が来るんですよね。これをNotebookLMに放り込んでおくと、次の移動中にさっと音声で概要を確認できる。「あ、今回の決議ってそういうことだったのか」くらいは掴める。

細かい数字の確認とか正式な議事録チェックはちゃんと読む必要があるので、あくまで「概要把握」用途ですが、それだけでもだいぶ違うと思うんですよね。

補助金要綱PDFを朝シャワー前に概要把握

宮古島の事業者って補助金情報、うまく使えたら全然違うんですよね。ただ要綱PDFって読む気がしないじゃないですか、あの独特の文体。

NotebookLMに要綱PDFを入れて音声化しておくと、申請するかどうかの判断材料だけ先にサクッと把握できる。「そもそもうちに使えそうか」の時短スクリーニングとして使ってみたら、これが思ったより機能して。

英語論文や海外記事を日本語ポッドキャストで

観光業や農業、漁業関係で海外の最新事例を追いたいとき、英語の記事が多くて困ることがあります。英語のソースをNotebookLMに入れて、日本語のAudio Overviewを出力する使い方が個人的には一番「おっ」ってなりました。

翻訳して要約してくれた上で音声番組にしてくれるので、読む手間がゼロになります。

始め方は3分

NotebookLMの始め方は本当にシンプルなので、今すぐできます。

  1. notebooklm.google.com にアクセス
  2. Googleアカウントでログイン(新規作成不要・既存のアカウントでOK)
  3. 「新しいノートブック」を作成
  4. ソースを追加(PDF/URL/テキスト/Googleドキュメントなど)
  5. 「Audio Overview」を生成ボタンを押す

無料で使えます(2026年5月時点)。生成に数分かかりますが、放っておけばできてます。

料金プランの変更があるかもしれないので、最新情報は公式サイト(notebooklm.google.com)で確認してみてください。

限界も正直に書く

NotebookLMについて「これは知っておくといい」と思ってることを書いておきます。

与えた資料以外の話はしない

これはメリットでもあるんですが、登録した書類に書いてないことは答えてくれない。「この補助金の詳細が知りたい」と思っても、要綱に書いてなければ「資料にはありません」ってなります。インターネット検索の代わりにはならないです。

長い資料は圧縮される

ものすごく長い資料を入れると、Audio Overviewで要約される部分が出てきます。「全部網羅して音声にしてくれる」ではなく「要点を拾い上げて番組にしてくれる」イメージです。細部が飛ぶことがある点は頭に入れておくといいと思います。

声のバリエーションは2種類のみ

現時点では話し手の声は2パターン固定です。カスタマイズはできない(2026年5月時点)。コンテンツが良ければ声が好みじゃなくても十分聴けるのですが、そこは割り切りが必要かなと。

200万溶かした中で、無料王者

ONEstaでは色々なAIツールを試してきてるんですが、正直なことを言うと試したツールの中にはそこまで使えなかったものもあって。お金をかけた割に、というやつです。

そういう経験を経た上で、NotebookLMは「なんでこれ無料なんだ」と思ったくらいです。

「与えた資料から音声番組を自動生成する」というのは、やる前に想像してたより全然使えて。「AI試してみたけど、何に使えばいいか分からない」って感じてる人にこそ、まず触ってみてほしいツールです。すぐ何かに使えるとか、コストがかかるとかじゃなくて、「AIってこういうことができるんだ」ってなる体験として。

まずは手元にある読みたい資料を1個放り込んで、Audio Overviewを作ってみてください。

音声生成AIつながりで、ElevenLabsで日本語ナレーションを作る話はElevenLabsで日本語ナレーション、声をAIで動画に乗せる方法でやってます。

会議の録音を自動で議事録にする話が気になったら議事録、録音→AIで要点まとめまで自動も合わせて読んでみてください。

どのAIが何に使えるかをざっくり把握しておきたい場合はやりたいこと逆引き:このAIならこれができる50連発が一番早いと思います。

気になったことがあれば、ONEstaに気軽に声かけてください。