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  3. AIツールの全体地図。チャット系/業務統合系/開発系を俯瞰でつかむ

やあ、にっしーだよ。最近ね、宮古島の中でAI使ってる人と話す機会が増えてきて、みんなが口をそろえて言うのが「種類ありすぎてよくわかんない」なんですよ。ChatGPTは聞いたことある、でもClaudeって何、Notionに何か入ったらしい、あとエンジニアが使う何かもあるみたいな、そういう状態。

これ、実は整理が簡単なんです。AIツールって大まかに「3つの族」に分かれていて、その族を知ってしまえば「あなたがやりたいことには、どこの族が必要か」がすぐ見えてくる。今日はその地図を広げます。

第1族:チャット系(プロンプト型)

ChatGPT、Claude、Gemini、Perplexityの4つが主力です。

「AIって何から始めればいいの?」と聞かれたら、迷わずここから入ってくださいと答えてます。テキストを打ち込んだら答えが返ってくる、ブラウザだけで動く、インストール不要、無料枠がある。難しいことは何もないです。

ChatGPT(OpenAI製)は今もっとも有名なやつで、現行は GPT-5.5 という版が動いてます。音声で話しかけることもできるし、画像も作れる。「AIって何?」を最初に体験するのに向いてると思います。無料ユーザーでも GPT-5 という高性能版が使えるようになりました。

Claude(Anthropic製)は僕がメインで使ってるやつです。理由はシンプルで、長い文章を渡したときの精度と、「こういうトーンで書いて」という微妙な指示を汲んでくれる精度が好みなんですよね。2026年4月に出た Opus 4.7 が最高性能版で、日常的な作業なら無料枠の Sonnet 4.6 で十分動きます。ChatGPT派の人も全然いるし、どちらが正解ということは思ってないんですが、僕は「外したくない場面」ほどClaudeを開くパターンになってます。

Gemini(Google製)は今 Gemini 3 Flash というモデルが動いてます。Googleのサービスを普段使いにしてる会社にとっては相性がいいです。メールやドキュメントの中から直接呼び出せる場面があって、その連携が他の2つにはないメリットになる。あとGeminiは画像生成の方でも最近アツくて、nano bananaというモデルが話題になってます(これは後でおまけ族のところで出てきます)。

Perplexityは調べ物特化のAIです。チャットの中でリアルタイムのウェブ検索が走るので、「今日時点の情報で調べてほしい」用途に向いてる。ニュース、価格、最新の営業情報とかは、通常のAIよりPerplexityが速いことが多いです。

第1族の料金感

4つとも無料枠があります。本格的に使い倒すなら月2,000〜3,500円程度のプランが各サービスにあって、そのくらい出すと「長い文章も速い」「使いすぎで制限かかりにくい」になる。最初は無料で十分です。

宮古島で何か試したいなら、まずここから始めるのが一番早いと思うんですよね。問い合わせメールの返信下書き、メニュー説明文、SNS投稿、翻訳、会議メモの整理、どれもすぐ使えます。

第2族:業務統合系(コラボ型)

Notion AI、Microsoft Copilot、Google Workspace AI、Slack AI。共通点は「すでに使ってるツールの中にAIが同居している」という形です。

第1族との違いを一言で言うなら、「使いに行く」か「向こうから入ってきてる」かです。AIを使うにはブラウザを開いてそのサイトに行く必要があるけど、Notion AIはNotionを開いたらそこにいる。

Notion AIはNotionというメモ・ドキュメントツールの中に統合されています。会議メモを書きながらその場でAIに要約させる、ToDoリストをAIに整理させる、文章の続きを書いてもらう、みたいな使い方ができます。Notionを日常的に使ってる人にはかなり便利です。月8ドル程度(Notionのプランに追加する形)。

Microsoft CopilotはWordやExcel、Teams、Outlookの中に入ってます。今使ってるツールの中で「このデータからレポートの下書きを作って」「このメールへの返信文を起こして」ができるようになる形です。会社のPCがMicrosoft環境の場合、これが一番スムーズな入り口かもしれないです(Microsoft 365のプランに追加する形)。

Google Workspace AI(旧 Gemini for Workspace)はGmailやGoogle Docs、Spreadsheetsの中にGeminiが入ってます。「このメールに対して返信文を生成して」「このドキュメントを要約して」という動き方。Googleドライブを業務の中心にしてる会社には選択肢に入ると思います。

Slack AIはSlackのメッセージや会話を要約する機能が主力です。「今日のチャンネルのやりとりを3行で教えて」「このスレッドのポイントは何?」みたいな使い方。大量のSlackメッセージを毎日追いかけるのに疲れてる人には刺さります。

第2族の料金感

第2族は既存ツールへの「追加料金」という形が多いです。無料で試せる枠が第1族より少ないことが多くて、月額プランの中に包まれている場合もある。まずは「今使ってるツールにAI機能が付いてないか確認する」のが入り口です。

すでにNotionやMicrosoft/Google環境で仕事してる会社なら、追加学習ゼロで使えるのが強みです。「新しいツールを覚えるのが面倒」という人にこそ向いてると思います。

第3族:開発系(コード生成・自動化)

Claude Code、Cursor、Antigravity、GitHub Copilot。これはエンジニア向けのツールです。

宮古島の事業者のみんなに向けて正直に言っておくと、直接使う必要はほとんどないです。でも名前は知っておく価値があって、理由は「社内にエンジニアがいる会社や、Web制作会社と組む場面で話が出てくるから」です。

Claude Codeは、コードを書くためのClaudeのCLI(コマンドライン)ツールです。エンジニアが「コード書いて、テストして、直して」を半自動でやるためのものです。実は僕もONEstaの仕事でよく使ってて、サイト制作のスピードがかなり変わりました。経営者の立場では「エンジニアの生産性が上がるツール」として知っておけば十分です。

CursorはAIが統合されたコードエディターです。プログラムを書きながらAIに補完してもらう形。GitHub Copilotも似た位置づけで、エンジニアの「書くスピード」と「エラーの検出スピード」を上げるものです。

Antigravityは「コードが書けなくてもサイトを作れる」方向に進化してるツールの一種です。2026年時点でこの領域は急速に変わってるので、詳しくは C4「Claude Code・Cursor・Antigravity、経営者は知るだけでOK」で書きます。

第3族の料金感

Cursorは月20ドル程度、GitHub Copilotは月10ドル程度から。エンジニアが使うものなので、経営者が直接払う機会は今のところ少ないと思います。

おまけ族:画像・動画・音楽の生成系

正確には「族」ではなくて、それぞれ独立したカテゴリなんですが、まとめて「生成系」として紹介しておきます。

画像生成は今、日本語のテキストを画像に入れる精度が大幅に上がっていて実用期に入った感じです。

Googleの nano banana(正式名 Gemini 3.1 Flash Image)という画像AIが2026年2月にリリースされて、Geminiアプリから無料枠で試せます。lmarena.ai という評価サイトで500万票を超える投票で1位を取ったモデルで、Googleがそのニックネームをそのまま公式採用した、ちょっと異例な経緯があります。日本語テキストが入った画像の生成がかなり得意です。

ChatGPTの方はGPT Image 2(ChatGPT Images 2.0)が2026年4月に出ました。「考えてから描く」仕組みで、日本語・漢字のテキスト精度が≒99%と大幅向上しています。以前よく聞いたDALL-E 3は2026年5月12日に廃止予定で、このGPT Image 2に世代交代します。

文字入り画像(ポスター・チラシ)ならIdeogram 3.0、クリエイティブ系ならMidjourney V8.1 という選択肢もあります。詳しい使い分けは画像生成AI 7選、2026年5月の現役ラインアップとポスター・チラシをAIで作るならFireflyとIdeogram(2026/5/24公開予定)を読んでみてください。

動画生成は RunwayのGen-4.5、GoogleのVeo 3.1、LumaのRay3.14 が主な選択肢です。Soraはアプリが2026年4月に終了しているので今は使えない状態です。動画AI全般の詳しい話は F4「写真1枚から動画、Runway/Lumaで動かす」で書きます。

音楽生成はSuno v4.5/v5.5が日本語楽曲にも対応していて、8分の曲まで作れます。「お店のテーマソングをAIで作る」実践はF2「お店のテーマソング、SUNOで作ってみた」を読んでみてください。

どこから始めればいいか(にっしー的な答え)

地図を広げたので、次は「で、どこに行けばいいか」の話です。

にっしー的な答えを言うと、第1族のどれか1つを今日触ってみるのが一番早いと思ってます。Claudeでもいい、ChatGPTでもいい。無料枠で十分です。「どれが合うか」は比較より実際に使ってわかることの方が多い。考えてる時間より触ってる時間を長くした方が早いです。

第2族は「今使ってるツールにAI機能が付いてないか確認する」だけでいいです。Notionを使ってるならNotion AIの設定、Google Workspaceなら管理画面のGemini連携。新しいツールを買いに行く前に、今あるものを見直す方が先かなって。

第3族は名前を知っておくだけでOK。エンジニアと話す機会があるとき「Claude CodeやCursorって何?」という会話ができれば十分です。

3つの族のうち今一番コスパが高いのは第1族です。月数千円で、文章仕事・翻訳・SNS投稿が全部楽になる可能性がある。具体的な費用感は B1「月数千円のAIで何時間浮くか、ROI試算」でも書いてます。

まずは無料枠でいいから、今日10分だけ触ってみてください。最初は「これ便利じゃん」って半信半疑な感じで全然いいです。ONEstaも最初そんな感じだったし。

何か分からなくなったら気軽に連絡してね。

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