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  3. 周辺案内(コンビニ・空港・レンタカー)、AIに事典化させて毎回コピペで答える

どうも、にっしーですよ〜。6月の宮古島は梅雨真っ只中で、雨と晴れが交互に来る時期。この梅雨の合間って、宿の人たちは「梅雨明けからの夏休み繁忙期」に向けた準備で地味にバタバタしてるんですよね。そういうタイミングで「あ、これもうちょっとスマートにできるな」って気づいたことを話していきます。

「コンビニどこですか」「空港まで何分ですか」、毎日3回聞かれる

宿のオーナーさんと話してると、たいていこういう話になります。

「コンビニどこですか」「レンタカー屋さんはどこがおすすめですか」「空港まで車でどのくらいかかりますか」。この3つ、毎日複数のお客さんから聞かれるんですよね、と。

聞かれること自体は全然いい。むしろ聞いてくれた方がいい旅になるから嬉しいんだけど、同じことを毎日10回繰り返して答えるのは正直しんどい、と言ってた。しかも繁忙期はそれに加えてチェックイン対応やら問い合わせメールやら、他の仕事も同時に走ってるから。

紙のFAQを渡す宿もあるけど、それも限界があって。「印刷するの忘れた」「持ってきたけどどこ行ったか」「これ最新ですか?」なんてことも普通に起きる。お客さんが手元で見てくれればいいんだけど、実際は聞いてくることの方が多い。

そこで今日話すのが、Claudeの「Projects」機能を使って「うちの宿の周辺事典」を作っておく方法です。

Claude Projectsに「うちの周辺事典」を覚えさせる

Claude Projectsは、Claudeに「専用の設定と知識をひとまとめにして保存しておける機能」のことです。通常のチャットは毎回リセットされるんですが、Projectsを使うと「この宿についての情報」を一度入れておけば、次回以降もその情報を踏まえたうえで答えてくれます。

使い方は大きく2ステップです。

ステップ1:宿の周辺情報を1本のテキストにまとめる

まず手元でテキストファイルを作ります。内容はこんな感じです。

【宿名】○○荘(仮)
【住所】宮古島市平良字○○(Googleマップリンク)

■ コンビニ
- ファミリーマート宮古平良店:車で約3分(徒歩だと15〜20分)
- ファミリーマート(別店舗):車で約5分
- 近い方向に2軒あるので、到着方向によってどちらが便利か変わります

■ スーパー
- スーパーあいば食品:車で約7分
- 鮮度が良く地元民もよく使う。閉店時間は店舗により異なるので事前確認を

■ 宮古空港へのアクセス
- 車で約15〜20分(混雑なし)
- 宮古島はほぼ信号が少ないので渋滞は基本ない
- タクシーだと目安○○円前後(変動します)

■ レンタカー
- 宿から車で5〜10分圏内に数社あり
- 繁忙期は予約必須。当日は難しいことが多い
- 免責保険込みのプランを選んでおくと安心

■ 注意事項
- 宮古島は夜のコンビニが早く閉まる店舗もある(22〜23時閉店)
- ガソリンスタンドは少ない。レンタカー返却前に満タン確認を

■ その他よく聞かれること
- 自転車移動は距離があるのでおすすめしていない(特に夏)
- バスは本数が少ない。移動はレンタカーが現実的

具体的な店名・距離・時間は宿ごとに実際に調べて入れてください。ここの精度が高いほど、お客さんへの案内が正確になります。

ステップ2:この情報をClaude Projectsに入れる

Claude(有料プランが必要です)のProjectsで新しいプロジェクトを作り、ここに上のテキストをアップロード、または貼り付けます。プロジェクト設定の「カスタム指示」欄に「あなたはこの宿のフロントスタッフです。宿泊客から周辺情報を聞かれたら、この情報をもとに答えてください」と書いておけばOKです。

これで「うちの周辺事典」の完成です。

質問が来たら、AIに「案内文を作って」と頼むだけ

お客さんから「コンビニどこですか」と聞かれたら、AIにこう打つだけです。

チェックインのお客さんから「近くのコンビニを教えてください」と聞かれた。
案内文を書いて。

するとAIが、さっき入れた情報をもとにした案内文を出してきます。それをコピペして渡すか、LINEやメッセージアプリで送るだけ。

毎回ゼロから文章を考えなくていいし、言い方が日によってバラバラになることもなくなる。対面で話すときも「AIに一回出させてからそれを見ながら話す」という使い方もできます。

「空港まで何分ですか」「レンタカーの相談がしたい」「夜食べられるところは?」みたいなパターン別に、よく来る質問をまとめてプロジェクトに入れておけば、それぞれ5秒で案内文が出てくる状態が作れます。

多言語の案内も同じ流れで出せる

これ、英語や中国語の案内が必要な時もそのまま使えます。

外国人のお客さんから、空港へのアクセスを英語で聞かれた。
英語で案内文を作って。

と打つだけで、さっきと同じ情報をベースにした英語の案内が出てきます。翻訳ツールを別で開かなくていい。多言語対応については別の記事でも詳しく書いているので、興味ある方はそちらも見てみてください。

ハマりどころ:半年に1回は見直してほしい

一点だけ、使っていくなかで気をつけてほしいことを書いておきます。

Projectsに入れた情報は「入れた時点での情報」です。コンビニが移転した、レンタカー屋の営業時間が変わった、新しいスーパーができた、そういう変化はAIは知りません。

なので、半年に1回くらい、入れた情報を人が確認して更新する習慣が必要です。「いつ更新したか」を先頭に一行書いておくのが地味に便利で、「あ、これ去年入れたままだ」に気づきやすくなります。

あとAIは過去情報を持っていることがあります。宮古島の話をしているつもりが、AIが「一般的な沖縄の情報」を混ぜて出してくることがごくたまにある。プロジェクトに入れた情報が優先されるんですが、念のため案内文を見て「おかしくないか」の確認は続けてほしいです。

宮古島スケールで月数千円で完結する

Claude Projectsは有料プラン(月数千円)が必要です。ただ、宿の業務に使い始めると、予約問い合わせの返信(D1の話)・多言語対応・周辺案内、これが全部同じプランで回るので、1機能あたりのコストは安い話だと思っています。

僕が見る限り、宮古島の小さな宿が始めるなら、まずこの周辺案内の事典化から試してみると入りやすいと感じています。「うちで一番何度も聞かれること」を整理するだけでいいので、難しい手順がないんですよ。

一回作っておけば、繁忙期に何十人に聞かれても、毎回同じクオリティで案内できる状態になる。それだけで体感がかなり変わる気がするので、ぜひ試してみてほしいです。

うまくいかない・うちの宿の場合はどうなるかな、という時はONEstaに気軽に声かけてもらえると嬉しいです。

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