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  3. ツアー説明、英中韓に多言語化する手順。ChatGPTで予約サイト対応も

にっしーです!梅雨入りしてからの宮古島って、不思議とじわじわ予約が増えてくる時期なんですよね。夏休み前の助走って感じで、ガイドさんから相談をもらうことが多くて、今日もそのうちの1本を話していきます。

「英語の問い合わせが来てるけど、日本語の説明文しかない」って話。これ、宮古島のガイドさんに限らず、アクティビティ系の人から最近すごくよく聞くんです。シュノーケルもSUPもダイビングも、海外からの予約が増えてるのに、説明文は日本語のまま、という状況。

ChatGPTを使えば、これ月数千円で全部解決できます。今日はその手順を書いていきます。

ガイド業あるある:予約問い合わせが英語・中国語・韓国語で来る

具体的にどんな状況かというと、こんな感じなんですよ。

Viator(バイアター)やGetYourGuide(ゲットユアガイド)といった海外の予約サイトにツアーを載せていると、英語・中国語・韓国語で問い合わせが飛んでくるんですよね。「ライフジャケットはありますか?」「子供は何歳から参加できますか?」「集合場所はどこですか?」みたいな質問が、日本語じゃない文字でドサッと来る。

Viatorは英語圏を中心に、GetYourGuideはヨーロッパ・アジア圏のユーザーが多い体験予約プラットフォームです。Klookは香港発で東アジア・東南アジアに強い。宮古島への観光客の構成を考えると、この3プラットフォームを押さえておくと網羅感があると思うんですよね。

ただ、プラットフォームに載せようにも、ツアー説明文が日本語しかないと審査も通りにくいし、そもそも読んでもらえない。「英語は少し話せるけど、書くのはキツい」という人がほとんどで、毎回翻訳サービスに頼むと時間も費用もかかる。

これ、ChatGPTで4言語まとめて出せるんです。

ChatGPTにツアー詳細を渡して4言語版を一気に生成する

実際のやり方を書きます。まずChatGPTに渡す情報をまとめます。渡す内容はこのくらい:

  • ツアー名
  • 内容・行程(何をどの順番でやるか)
  • 所要時間
  • 持ち物・装備(何が含まれて、何を自分で持ってくるか)
  • 安全注意事項(必ず入れる)
  • 対象(年齢制限・体力目安・泳力目安)
  • 集合場所・集合時間

この7点をまとめて渡して、「日本語・英語・繁体字中国語・韓国語の4言語で書いてください」と指示するだけです。

プロンプトの型を一つ作ってます。

以下のシュノーケリングツアーの説明文を、日本語・英語・繁体字中国語・韓国語の4言語で書いてください。

【ツアー名】与那覇前浜シュノーケリングツアー
【内容・行程】ビーチで装備説明(30分)→シュノーケリング(90分)→シャワー・後片付け(30分)
【所要時間】2時間30分
【含まれる装備】ライフジャケット、シュノーケルセット(マスク・フィン・シュノーケル)
【参加条件】小学生以上、水に顔をつけられる方。泳げない方でも参加可。
【安全注意事項】体調不良・飲酒後は参加不可。サンスクリーンはリーフセーフ製品を使用のこと。
【集合場所】〇〇ビーチ駐車場

各言語で150〜200字程度でまとめてください。
読者は旅行者なので、楽しさが伝わる温かみのある文体で。

これを投げると、4言語の説明文がドサッと出てきます。日本語は確認できるのでチェックして、残り3言語はそのまま使うか、気になる部分だけ「この部分をもう少し柔らかくして」と続けて指示すれば修正できます。

ガイド業でとくに大事な注意点:安全関連の表現

ここは正直いちばん気をつけてほしいところです。

シュノーケリングもダイビングもSUPも、安全注意事項の翻訳は精度が命なんですよ。「〇〇の場合は参加できません」「海況によって中止・変更します」「体験中は必ず〇〇してください」という条件が、あいまいになると困る場面があります。

ChatGPTの翻訳はおおむね正確なんですが、「参加不可」「中止」「補償しません(免責)」のような強い表現は、出てきた文を目を通して確認するくせをつけてほしいと思ってます。

具体的には:

  • 飲酒後・体調不良時は参加不可の文言が、しっかり「cannot participate / 不能参加 / 참여 불가」と出てるか
  • 天候・海況での中止条件が入ってるか
  • 免責事項がある場合、含まれてるか(英語だと「please note that…」から始まる文)

一文一文の翻訳チェックは不要ですが、「安全に関わる禁止事項と条件変更の部分だけ見てみる」という15分は省かないでほしいんですよね。

医療免責(「弊社は〇〇について責任を負いません」)のような踏み込んだ法的文書が必要なケースは、専門家に一度確認したほうが安心だと思います。この部分はAIに全任せにせず、ひと手間かけてほしい。

言語別の温度感、少しだけ意識すると差が出る

これ、けっこう細かい話なんですが、参考までに。

英語は比較的フランクな表現が好まれる傾向があります。「You’ll love the crystal-clear waters!」みたいな、直接的に楽しさを伝えるトーン。欧米のバックパッカーや若い旅行者に向けるなら特に。

繁体字中国語(台湾・香港)は礼儀が厚めで、丁寧な表現の方が安心感が出る気がします。ChatGPTが出してくる文章はだいたいそのバランスをとってくれるので、そこまで意識しなくても大丈夫かな、とは思ってますが。

韓国語は丁寧語(합니다体)で揃えてもらえれば、大半のケースで問題ないと感じています。

ただ、これは傾向の話なので、「うちのツアーのキャラクター感」を最初のプロンプトにちゃんと書いておくのが一番効きます。「堅苦しくなく、体験を楽しんでほしいトーンで」とか「信頼感・安全性を重視した落ち着いたトーンで」と添えると、ChatGPTはその方向に寄せてくれます。

海外OTAに載せる時の形式

ViatorやGetYourGuide、Klookに掲載用の説明文を作るなら、プラットフォーム側のフォーマットに合わせる必要があります。

各プラットフォームには「Overview(概要)」「What’s included(含まれるもの)」「What to bring(持ち物)」「Know before you go(注意事項)」のような入力欄がある場合が多いんですよね。

プロンプトに「ViatorのOverview欄向けに、英語200字以内で書いてください」と書き方・フォーマットを指定するとそれに合わせた文章が出てきます。各セクション別に出させて、コピペする方法が一番楽です。

一つ覚えておいてほしいのは、海外OTAでは現地の固有名詞の表記ゆれが起きやすいこと。「与那覇前浜」「伊良部島」「宮古島」のような地名は、ChatGPTが「Yonaha Maehama」「Irabu Island」と出してくることが多いですが、プラットフォームの表記方針や観光案内での使われ方と合わせておくと統一感が出ます。その確認は人がやってください。

ハマりどころ:専門用語と現地名

実際にやってみて「あれ?」となる場面も正直あります。

シュノーケル装備の名称は英語・中国語・韓国語でそれぞれ表現が複数あって、たとえば「ドライスーツ」「ウェットスーツ」は英語なのでそのまま使えますが、「シュノーケルセット」「BCDジャケット」のような用語はプラットフォームや地域によって違う呼ばれ方をすることがあります。

いちど出てきた翻訳で「この単語って正しいっけ?」と思ったら、ChatGPTに「この用語、ダイビング業界で標準的に使われる英語表記を教えて」と聞いてみてください。説明してくれます。

現地の地名(ポイント名)は、すでにネットで使われてる英語表記に合わせるのが無難だと思ってます。「通い慣れたガイドが使うポイント名」と「旅行者が検索するポイント名」はずれることがあるので。

月数千円のChatGPT Plusで全言語対応できる話

料金の話も少し。

ChatGPTには無料プランがあり、GPT-4を使うにはPlus(月2,000円くらい)が必要です(2026年5月時点の情報なので、最新はOpenAI公式を確認してください)。

ツアー説明文を4言語で出す用途なら、Plusで十分だと思います。翻訳の精度・速度・安定感が無料プランより高いので。月のコスト換算で言うと、翻訳サービスに外注するより確実に安い。

最初は無料枠で試してみて、「これ使えるな」と感じたらPlusに切り替える流れでいいと思ってます。

Viator・GetYourGuide・Klookの各プラットフォームへの登録や審査は、それぞれのサービス側のプロセスを確認してほしいです。プラットフォームの手数料体系も変わることがあるので、最新情報は直接確認するのが確実です。

まずは手元のツアー1本だけ試してみて

ツアーを10本持ってる人も、まず1本だけ日本語の説明文をChatGPTに渡してみてほしいです。上に書いたプロンプトの型をコピーして、うちのツアー情報に差し替えるだけ。

「英語だけでいい」という人は、英語1言語だけ指定してもいい。慣れてきたら中国語・韓国語と増やせばいいだけなので、一気にやろうとしなくていいです。

難しいことは何もないし、宮古島のガイド業で海外のお客さんとやり取りする人が増えたら、それだけ宮古島全体の体験の質が上がる気がして、個人的にはすごくいいことだなと思っています。

一緒にやっていきましょう。「うちのツアーにどう使えるか試したい」という相談は、気軽にONEstaに連絡してみてください。

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